FX（外国為替証拠金取引）

ユパ様ってなんすか
日本を舞台にしたゾンビ漫画を期待したけど

設定が独自で一般のゾンビもののような

ノリじゃあないですその辺はがっかり。

松本次郎漫画としては普通に面白いけど

自分ナウシカネタはさっぱりわからない(^o^；)/

女子高生とゾンビのセクロス
他のレビューで説明している通りなので特筆する部分はありません。

ですが、あえて特筆するならば「ザ・松本次郎ワールド」と言えるでしょう。


描きたかったから描いた感がアリアリと、そしてのびのびと描ききっているので逆に爽やかです。

まぁ、爽やかと書いていますが、エログロ・ゾンビ・スプラッター的な表現が含まれているので、耐性の無い方は読まないほうが無難かと。。。

（けど、読んでほしい！）

エロ・スカトロ・ヴァイオレンス・スプラッター・ディスコミュニケーションがループする川原の情景
　先日完結した同じ筆者の長期連載「フリージア」との同期性を強く感じさせる、病んだ主人公をループさせる神の手の悪戯とも、別の世界で行われる戦争の隠喩とも、新しいアレンジの怪談・幽霊話とも取れる一編。

　作中、何度も挿入される主人公二人、ぺっちんとまんだらの破綻したコミュニケーションに苛立ち、それでも他に友人も無く一緒に居る様子が愛しくも哀しい。


　あとがきにあるように青臭い匂いとてんとう虫に溢れた川原のイメージを描きたかっただけかもしれない稀代の絵師、松本次郎の荒々しい生々しさと嫌味にならないポップさを併せ持った自由闊達な漫画をただただ呆気に取られながら追うのが快感の一冊。